10月10日(月・祝)にかつお節削り器づくりのワークショップが無事に終了しました!!
3連休最終日に開催された今回のワークショップ、ご参加した皆様が満足頂けたようでスタッフ一同嬉しい限りでございます。
作業を順に追っていくとまずは、
①表面と角を紙やすりで整えます
②罫引き(けひき)を使って墨(線)をひきます
③墨に沿って鋸(のこぎり)で削り器を身とフタに分けます
④身の四隅に鉋をのせる台座を留木で固定します
⑤浮づくりで表面を凹凸をつけます
⑥蜜蝋で塗装して完成
一見簡単そうに見えますけど、実は所々大変な作業があります!
鋸で身とフタに分ける作業は皆さん苦労されておりましたが、その大変な作業も含めて楽しんで頂けたのではないでしょうか?
そして今回のメインイベント!!
実際にかつお節を削る時がやってきました!
参加された方にはお一人に一本づつ本枯鰹節(腹節)がお渡しして実際に削って頂きました!
ちなみに、腹節は雌節ともいいお腹周りの部位なので背側の雄節に比べて濃い出汁が取れるのが特徴です!
また、本枯れ節とは水分が15%以下のカビ付けしたかつお節になります。
枯れ節という種類もあって枯れ節はカビ付けしただけのかつお節になります。
このようにかつお節は奥が深く、かつお節自体も作る工程がとても長い時間がかかります。
現代においては削りたてのかつお節を食べたり、出汁にして飲む機会というのはなかなかないので日本の食文化を感じて頂く貴重な体験になればと思います。
話は戻って参加者の皆さんは最初削るのに四苦八苦しておりましたが、だんだん慣れてたくさん削れてお出汁を取ることできました。
削り器を開けた時の感動は体験した人でないと味わえない感覚だと思います。
実際にお出汁をお飲み頂いた時も驚きの体験をして頂けたと思います。
羽釜で炊いた新米のゆめぴりかもお米が一粒一粒たっていて、削りたてのかつお節をオンして食べた時の感動は思い出すだけでゴクリとなってしまいます。
と、書いているとどうしても食べる事に関する話題ばかり膨らんでしまいますがそこはご了承下さい。
ウッドワークセンターのワークショップは作るだけでは終わりません!
実際に使って体験するまでやらせて頂きます!
かつお節削り器も道具なので当然メンテナンスが必要になります。
使えば刃の切れ味は落ちます。
研ぎ方、刃の調整の仕方は自宅でできない方も多いと思いますのでぜひ来店して頂いて刃を研いで、調整して頂きたいです。
今回は作業のボリュームもあり、食事までと時間も少し長めですが、気軽に参加できるワークショップもご用意しております。
まずは木工をやってみたいという方にはオススメです!
ワークショップについて
最後に、ウッドワークセンターは10月で1周年を迎えることができ日頃の感謝も込めて様々なお得なキャンペーンを実施中です!!
是非、この機会にご入会頂き会員特典を受け取って下さい。
1周年キャンペーンについて
11月もワークショップを開催予定しております!!
お楽しみにお待ちください!!