WOODWORK CENTERの木工教室は社会人が限られた時間の中でしっかりと木工を学ぶ環境を用意しています。
ただ木工をやるのでなく、材料から道具までその背景をしっかり目の当たりにしがら実践を行います。
「ものづくり」の価値を高め、そのプロの仕事の価値を知ることができる。
そしてその「ものづくり」を支える業種への貢献を踏まえて本格的な技術を学んでいきましょう。
内容はそれぞれの専門家による指導で各分野の基礎を学び、生徒それぞれが希望するグレードに合わせることができるメニューづくりを通して、「楽しみたい」と「極めたい」に応えます。
一言で「木工」と言ってもさまざまなジャンルがあります。
・指物(さしもの)
・建具(たてぐ)
・挽物(ひきもの)
・彫物(ほりもの)
・刳物(くりもの)
・曲物(まげもの)
・箍物(たがもの)
・編物(あみもの)
それぞれの分野のプロにお声がけしながら、さまざまな木工を学べるよう企画を進めてきます。
そして教室に通う方はシェア工房を自由に利用できます。
教室で出た課題や自身の作品制作にご利用ください。
今までの木工には多くの輸入材を使われてきました。
それは安定的に大量に安価に手に入れることができたから。
WOODWORK CENTERの木工教室で使用する材料は国産材・地域の間伐材・未利用材を使用します。
身近な国産材や間伐材・未利用材を教材としてつかうことで、木工と自分たちの暮らしが結びつきます。
また植物としての木を知り、自分達の周囲の自然環境を知る学びがあり、森林や里山の環境保全に貢献することにもつながります。
「資源を生かしきる。」
ただ木製の何かをつくるだけではない、自分達の生活する環境のことを想いながら木工を学びます。
「材料と対話し、それをモノにするための、その対話の通訳者になってくれるのが道具である」
「大工道具の歴史 岩波新書より」
WOODWORK CENTERでは木工教室で使用する道具は全て揃え、手ぶらで通える環境を用意しています。
ですが、私たちはみなさんに積極的に自身の道具を揃えて欲しいと考えています。
そのために道具の販売も行なっています。
自分の愛用の道具を整え、あつらえることは材料との円滑なコミュニケーションを生み、より自分がイメージする形を実現します。
昨今特に大工道具の製作を中心とした鍛冶屋の廃業が著しいです。
それはものづくりや生活環境の変化の中で道具が電動化されたり、そもそも使う機会がなくなったことが原因です。
私たちは木工教室の中でこの無くなりつつある本格的な道具の紹介と実売を持って、それをつくる鍛冶屋など「ものづくりを支えるものづくり」の文化の発展・変化に貢献したいと考えています。
まずはエントリーモデルから自分の道具を愛用し、将来はハイグレードのものを少しづつ揃えていく。
銘のある道具はつくり手の顔もわかります。
私たちは木工教室を通して道具の奥深さと楽しさを伝えていきます。
私たちの工房は鎌倉の隣、逗子にあります。
先には葉山、湘南エリアにありながら他のエリアに比べて規模が大きくなく落ち着いた街。
逗子海岸もありますが、工房のは少し内側に入った池子という里山に囲まれた場所にあり、目の前は京急の赤い電車が通ります。
元々、地域を代表する工務店の大工の支度小屋だったこともあり、天井がとても高く、入り口の大きい引き戸から入る自然光でとても伸びやかな雰囲気な工房です。
元々私たちはオーダーで家具を制作したり補修を行っています。
木工教室はその環境をそのまま使って開講されます。
シェア工房としても利用され、教室の隣では、木工作家の方が仕事として作業をされるかもしれません。
木彫家の方が彫り物をしていることもあるし、チェンソーで丸太の製材をすることもあります。
オーダー家具の打ち合わせをしていたり、補修の家具が持ち込まれることも。
常にいろんなものづくりが溢れています。
風光明媚な環境で、ものづくりに熱中できる、そのような工房でみなさんをお待ちしています。
■お問い合わせはメールまたはお電話にてお願いいたします。■
(電話は営業時間内にて)
メール:contact@soudankaguya.com
TEL:046-884-9581
担当:靍田(つるだ)
営業時間:9:00 – 17:00
定休日:月曜定休
お電話でのお問い合わせも受け付けております。
受付時間 9:00〜17:00/月曜定休