2022.06.08 ワークショップ
今回、わたくしスタッフCも参加させていただくことになりました〜!憧れのかつお節削り器っっ
さてさて、どんな感じなのでしょうか?早速レポートさせていただきます。
作業は大きく3つ。
➀フタとミに分ける
➁ミの中を仕上げる
➂仕上げ
ん?簡単なのかしら?と思ってしまうほど、簡潔に作業をまとめ過ぎました…
順をおっていきましょう!!
➀フタとミに分ける
<ケヒキで墨付けする>
ケヒキ(罫引)という道具で墨付けをします。
ケヒキ?そうですよね〜
わたくしもウッドワークセンターにくるまで知らなかったですよ…
素人のわたくしでも使ってみるとこれは便利な道具だとわかります。
ケヒキを使うと、墨付けの精度があがります。そうすると見栄え、加工の精度もあがるのですっっ
DIYのレベルアップを考えている方は是非もっていたい道具です!(当店で販売中)
▼筋ケヒキ(右利き用)
https://wwc.base.shop/items/44635014
▼筋ケヒキ(左利き用)
https://wwc.base.shop/items/44635042
<ノコ挽き>
墨付けしたところをノコで切ります。
わたくしは前にBOSSに教えられました。「余計な力をいれずノコの重みで切る」と。
そのワザをいざ為さん!ほ〜れ、みなさい。キレイにできた〜
<断面を仕上げる>
紙やすりで、切った断面をキレイにします。
こんなヤスリ方も。(ガラス面に紙やすりを貼ったもの。均等にヤスレます。)
➁ミの中を仕上げる
<隅木を取り付ける>
ミの内側四隅に隅木を接着剤で取り付けていきます。
かつお節を削るときに力がかかるので、強度を持たせます。
➂仕上げ
<全体に紙やすりをかける>
#240の紙やすりでみがいていきます。
わたくしの不得意分野ヤスりがけ。
どこまでヤスレばいいんだい?これぐらい?こんなもん?とりあえずBOSSにチェックしてもらう。
BOSS:「オッケー〜!!」
意外にもクリアできたっっ(^_^;)
<浮づくり>
またまたわたくしの知らない世界がありました。
浮づくりとはカルカヤの草の根を水にさらした後、干してから束ねた道具のことです。
柔かい部分を磨きながら削ぎ落として木目を浮き上がらせ、 木材の見た目を美しくするために使用します。
なんと、なんと。そんな技法があるとは!!
今回は桐の箱を使用。桐の柔らかい部分をそぎ落とします。ただ力を込めて、こするだけなのですが、これがなかなか楽しい作業なんです。おおお〜!表面に陰影ができ表情が出てきました。
<ミツロウを塗る>
防水、防汚、保護のため。自然なツヤがでます。
いいっ!浮造り仕上げがいい仕事してくれています。
完成しました〜!!
<レポート後記>
このワークショップ、一人一本かつお節も付いてるのですよ!
はやくマイかつお節削り器で削ってみたいっっ
その前に刃の調整を…
ん?髪の毛一本分の刃を出すの!?
あっ、刃出すぎたっ
今度は引っ込みすぎたっ
(イライラ…)
なんだかんだで削れました〜
ここでかつお節削り器大好き、参加者のMさんの出番です。
なんでも既にマイかつお節削り器をお持ちだそうで。(この日も持参されていて、使わせて頂きました〜)
ご自宅でも、ダシをとっているとのこと。
BOSSからMさんへ講師交代です。
M講師の元、みんなで削ったかつお節で出汁を作りました。
おおお〜
出汁の味がしっかりしていて美味しいっっ
そしてわたくしが持参した釜でご飯も炊きました。
炊きたてご飯の上に
かつお節をパラパラ。
しょうゆを垂らす。
至福の時。
言葉はいらない。
今回は「作る」+「食」も楽しむことができた、とってもお得で楽しいワークショップとなりました。
(M講師も大満足されていました!)
そして、
しばらくウチの食卓に
「削りたてかつお節 醤油かけごはん」が続いたのは言うまでもないこと。