2021.06.30 木工DIY

コーススレッドを使う時の必要な2手間教えます!!

前回はスリムビスの注意点についてお伝えしました。

今回はコーススレッド使用時に必要な2手間をご紹介します。

コーススレッドは下穴が必要

まず前提として、コーススレッドは下穴が必要な種類のネジです。

※下穴とは…ビスを打ち込む場所にあらかじめ開けておく穴のこと

下穴なしで打つと一体どうなるのか?

試してみたいと思います。

チュイ〜〜〜ン

一瞬で割れました(泣)

コーススレッドはネジが太く、ネジ山が荒いのでこのくらいの幅の木材だと簡単に割れてしまうのです。

ちゃんと下穴を開けましょう

一般的には何ミリの穴を開ければいいかというと、ネジの太さの大体7割くらいの大きさの穴を開けるといいと言われています。

下穴の開け方

ホームセンターなどに売っている、下穴開け用のテーパー下穴錐というものを使います。非常に便利です。
※下記画像は例です

「テーパー」とは先細りになっているもののことを言います。
よくユニ●ロのズボンなんかでテーパードとかって書いてありますよね。

これをドライバーの先端にくっつけて下穴を開けていきます。

チュイ〜〜〜ン

細い木材だとドリルの衝撃で揺れちゃうのでしっかりと抑えましょう

さて今開けた下穴にビスを入れてみましょう。さっき割れちゃったところとほぼ同じ位置です。
どうなるのでしょうか・・・

わ、割れてない!!!

下穴のすごさがご理解いただけたでしょうか。

でもこれだけだと、ネジが出っ張っちゃう・・・

触ってみるとわかりますが、これだけだとネジが出っ張っていて完全に木の中に入り込んでいないことがわかります。
例えば家具の裏側だったり気にならないところならこの仕上げでも別に問題はないのですが、
指を引っ掛けて怪我したり、服が引っ掛かってほつれたり、あるいは塗装した際に悪目立ちしてしまうなど、この状態だと色々と不都合な点が多いのです。

では、強引にドライバーで押し込めばいいかというと、なかなか人生は思い通りにいかないものです。
うまく入っていかないんですよね。

周囲の木も引っ張られてきて凹んでしまい非常に中途半端な感じになっちゃいます。
こういう時にどうしたらいいかというと、「皿錐(さらぎり)」というものを使ってネジのラッパ状になっている部分をスポっとはめる加工をしてあげましょう。

コーススレッドはスリムビスと比べてラッパ状の幅が広いため、それだけ抵抗が強くかかります。
この広い面積で木を引っ張りつけるというコーススレッドの機能を最大限に生かすためには、
開けた下穴に「皿加工(さらかこう)」というのをする必要があります。

皿加工

こちらもホームセンターで売っております、「皿取錐(さらとりぎり)」という錐を使って皿加工を行います。

先ほどのテーパー錐とほぼ同じなのですが、違うのはネジの皿のような形をした刃がついているという点です。
この加工によってネジ山が綺麗に埋まってくれるのです。
実際に使ってみましょう。

チュイ〜〜〜ン

先ほどの穴と比べて、はっきりとした穴が掘れました。
ここにネジを埋め込むと・・・

見事に木に埋まってくれましたね。
見た目も美しく、更にネジの引っ張る力も強化されるので、上級者はこちらの一手間にチャレンジしてみてください。


スリムビスとコーススレッドの違い

まとめ

  • スリムビスは基本的には下穴を必要としない
  • コーススレッドは下穴を開けることが前提
  • 皿取錐を使って皿加工をしてあげるとより綺麗なワンランク上の仕上がりになる
  • 強度の欲しいもの(大型家具や梯子など)を作る場合はコーススレッド推奨
  • 皿取錐は決して安いものではありませんが(ホームセンターで1500〜3000円くらい)、一本持っていればかなり重宝しますので、ワンランク上を目指す方はぜひ買ってみてください。


    ▼youtube動画でも今回の内容をご紹介しております。

    この投稿をシェアする

    オンラインストア