2021.06.29 YouTube
以前のブログでコーススレッドとスリムビス(スリムスレッド)の使い分けについてお話ししましたね。
今回はスリムビスに焦点を当てて使用する際の注意点を、実際に社長が作業しながら、皆様にお伝えして行きたいと思います。
※この記事は動画の説明を元に詳しくご紹介しております。
動画だけ見たい方は、記事の最後に動画をご紹介しておりますので、合わせてご覧ください。
今日も顔が怖いです。
それではまず、スリムビスを使って2つのSPF材を接合していきましょう!
前回も説明しましたが、スリムビスというのは下穴がいらないという特徴があります。
インパクトドライバーやドリルドライバーを使ってそのまま打ち込めるネジです。
スッと簡単にネジが入っていきます。
ビスの長さは、一般的に取り付ける材料の2倍〜3倍程度の長さがあると良いと言われています。
今回くっつけた木材19mm x 19mm = 38mm に対して、
使用したビスの長さは35mmです。突き抜けたら危ないので、貫通しない長さを選ぶというのがポイントですね。
左側が固定できたので、次は右側にもビスを入れていきましょう。
この時に二つの材料をしっかりと手で抑えて、ネジをめり込んでいくことが大切です。
材料と材料の隙間が空いてる状態なのを、うまく締め付けられれば成功です。
この時にあまりスピードを上げてネジを打ち込んでしまうと、逆に材料が離れてきてしまうので、
そういう時は一度逆回転でネジを緩めてからもう一度ゆっくり目で締めるとうまくいきます。
ビスは止める位置どりも重要です。
上の写真のように端っこに打ってみるとどうなるか・・・
材料に亀裂が入ってしまいました。
木には繊維方向に避けるという性質があります。
なので材料の端っこにビスを打ち込むときは気をつけないと割れてしまうのです。
端っこ部分にネジを打ち続けると完全に割れちゃいますが、
最初に打った位置のネジは打ち続けても割れずにどんどん潜って行ってくれます。
これがビスの皿についているフレキというものの性質です。
このフレキの刃がドリルとなって材料の中に潜り込むように設計されています。
ネジを隠したい時、出っ張らせたくない時などには、このスリムビスを使用しましょう。
(しっかり埋め込んだ後にパテをしたりしてネジ山を隠したりすると美しく仕上がります。)
▼下記動画で詳細を説明しております。
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▼関連記事もご覧ください!(木工ネジに関しての理解がさらに深まるはずです)
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