
WOODWORK CENTERの靍田です。
サカナクションの「新宝島」という曲の中に、
「揺れたり震えたりした線で丁寧に描く」
という歌詞があります。
映画 「バクマン。」の主題歌にもなった曲です。
この映画は、漫画家を目指す高校生たちが、
悩みながら、もがきながら、それでも描き続ける物語。
その姿と、この歌詞がすごく重なります。
この作品で、サカナクションは
ロックバンドとして初めて日本アカデミー賞の音楽賞を受賞しています。
(ボーカルの山口一郎がこの話をよくしていて、世間であまり評価されていない!と、いつも卑屈になっています(笑))
この言葉が、ずっと好きです。
きれいに整った線じゃなくていい。
揺れていてもいいし、
震えていてもいい。
むしろ、
その揺れや震えの中に、
悩んだ時間や、
うまくいかなかったことや、
それでもなんとか形にしようとした跡が残る。
そういう線の方が、 ちゃんと伝わる気がします。
ものづくりも、同じだと思っていて、
最初からうまくできることはあまりないし、
思った通りにいかないことの方が多い。
でも、
誰かのことを思いながら、
何かのために、
自分のできることをやっていく。
その中で生まれてくるものは、
きれいに整ったものとは違うけれど、
ちゃんと意味のある形になる。
揺れたり、震えたりしながらでもいい。
丁寧に、描いていく。
みなさんのものづくりも、
誰かのために、
何かのためにあるものだったらいいな、と思います。
さて、この4月いっぱいで、独立に向け、店長を退任することになりました。
ただ木工教室の講師は続けていきますので、
相変わらずウッドワークセンターでものづくりの楽しさを伝えていきます。
これからは講師という立場もありますが、
みなさんと同じ一人のつくり手として活動していきます。
そしてこのコラムも、今回で一旦区切りになります。
今までご覧いただき、ありがとうございました。
自分の考えていることや感じていることを言葉にしてきましたが、 思っていた以上に「楽しみにしています」と声をかけていただくことがあり、嬉しく思っています。
これからは場所を変えて、
note で続けていこうと思います。
更新は、毎週日曜日。月曜の朝にご覧ください。
もう少しだけ素直に、少し長めに、
もう少し深いところまで書いていくつもりです。
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もしよければ、これからもゆるくお付き合いいただけたら嬉しいです!
さぁ、
僕自身がどんな線を描いていくのか、めっちゃ楽しみ!!
※この記事は、メールマガジン「ツルダ便り」から抜粋いたしました。