2016.02.06 スタッフBlog
ナレーターとして報道番組などでご活躍中の泉龍太さん。逗子にお住まいで、「逗子いるか児童合唱団」の運営など、地域の教育・文化活動も積極的に企画、運営されています。泉さんが散歩中にウッドワークセンターを見つけてくださり、ワークショップに参加してくださったのが、家具の相談を受けるきっかけでした。
「まず『相談家具屋』という看板を見て、そうか、何でも相談してもいいんだ、面白いと思ったのが始まりでした。住まいとともに建築家の方につくってもらったナラの木のダイニングテーブルが、8年くらい使ってだいぶ汚れが染み込んでいたんです。自分でペーパーをかけたり、塗装したりしていたけど全然うまくいかなかったので、相談してみました。」
ご自宅を訪問してダイニングテーブルを見せていただくと、ご家族の食事の場でもあり、子どもたちもそこで勉強するなど、家族みんなが使う大事なテーブル。それだけに確かにだいぶ黒ずんでしまっていました。しかし、厚みのある無垢材の天板だったため、かんなで削ればきれいになる見込みはありました。そこで、分解してお預かりし、ウッドワークセンターで0.5ミリほどをかんなで削り、再塗装。見違えるように、使い始めたときの色合いや手触りを取り戻すことができました。
「物が使い捨ての時代に、直して長く使うことを叶えてくれるウッドワークセンターの存在は本当に素晴らしい。子どもの世代まで、このテーブルが使われていったら嬉しいです」(泉さん)。私たちも末永くお手伝いしていきます。