2016.05.10 スタッフBlog
モロッコの伝統的な履き物、バブーシュを始め、リユースプロダクトが人気のブランド「バースデザイン」様。職人のハンドメイドで一点一点、縫製することで、愛着の湧くものを生み出しているのが特徴。現在はお店は持たず、展示会や大手百貨店の催事での出店を中心に販売活動を行っているため、限られたスペースでブランドの世界観を表現し、商品に込めた想いを伝える必要がありました。そこで代表の小俣恵子さんが、ブランドロゴを形作った商品展示用の什器ができないだろうかとウッドワークセンターにご相談くださり、今回、オーダーでの製作となりました。
「もともとウッドワークセンターで、小さな什器は自分でDIYしていたんです。でも今回は大きくて、次の展示会までの時間も考え、プロにお任せしました。するとすぐにポートランドの足場板として使われているパインの古材が合うのではないかと素材を提案してくださって、そのビンテージ感がとても気に入って、進めてもらうことにしました。」
途中経過を小俣さんに報告しながら、ウッドワークセンターの面々で、約2ヵ月かけて、「Birth」の5文字をロゴに忠実に製作。パインの古材の木目を活かすことで、手づくりの温かみ、長く使える愛着感など、バースデザインらしさを表現。「B」の文字は4分割して運べるつくりとしました。
「できたものを見たときは感動しました。ウッドワークセンターさんは
もともとが“相談家具屋さん”。こちらが世界観を伝えるとちゃんと理解してくださって、フルオーダーと言っても一緒につくっている感じがします。」これからもブランドの成長を木工で応援していきます。