2021.03.10 ワークショップ
ウッドワークセンターで大人気のワークショップ「ペーパーコードの座貼り」の内容をご紹介します。
皆さんもペーパーコードを一度は見たり聞いたりしたことがあるかと思います。
実際の作業風景を披露しつつ、ワークショップの内容をご紹介して行きます。
ペーパーコードとは、樹脂を含浸させた紙を縒った紐です。
もともとは、農作業用などに使われていた紙紐を、座編み用に転用したもの。
かなり強く引っ張ってもロープ状に編まれているので途中で切れる事がないくらい強度があります。
ペーパーコードで編まれた椅子やスツールは引張力により本体の強度が増します。
全体の重量も軽くなり、通気性も抜群。暑い時期にぴったりのアイテムです。
編み方も色々種類がありますが、今回は名作椅子にも使用されてい「る封筒編み」で編んでいきます。
デザインも良く、和室・洋室問わず部屋に溶け込んでくれます。
ペーパーコードについて詳しく知りたい方はペーパーコードって何?を合わせてご覧ください。
ということで、ワークショップ作業手順の紹介を兼ねて、ウッドワークセンタースタッフが座編みにチャレンジします。
今回チャレンジするスタッフは、座編み初挑戦というわけでやる気十分で気合が入ります。
さー、頑張って!!
ワークショップの最初に編み方の説明を受け、座編みスタート!
座編みにはいくつか種類がありますが、今回は「封筒編み」にチャレンジ。
一見難しそうに見える作業ですが、同じ編み方の連続です。
編み手順を間違わないように、コードが緩まないようにピンと貼りながら編んでいきます。
編んでいる間は紐にテンションをかけながら編んでいくので、手が痛くならないようにグローブは必須!
黙々と作業。
きれいに編めているでしょうか?
途中経過はこんな感じです。
中々きれいに編めています。
封筒編みの難しいところは四つ角の斜めのラインをきれいに出すところです。
力を入れすぎるとラインがガジガジになり、逆に力を抜きすぎると緩んでしまいます。
力加減がとても重要なのです。
休憩を挟みながら更に編んで行きます。
次第に言葉数も少なくなり作業に没頭。
スタッフもゾーンに入ってます!
かなり編めてきました。
ここまでくると全体像が見えてきますね。
完成間近、もう一息です!
最後の処理をして
貼り終わりました!
お疲れ様でした。
初挑戦にしてこれだけきれいに編めました。
今回は張り始めから張り終わりまで、大体6時間かかりました。
きれいに張れるようになるには練習あるのみ。
ペーパーコード座編みのワークショップにご興味ある方は、ワークショップのご案内から募集中のワークショップへご応募ください。
皆さまのご参加お待ちしております!