2022.06.10 教室
この4月より始まった漆塗りクラス。
6月で1期目が終了し、7月より2期目がスタートしますので、参加のご案内です。
1期目の参加者は、ピアニストの方に、なんと京都から毎回通う蒔絵を学ぶ学生の方など。
内容も、拭き漆の塗り重ね作業を基本としながら、参加者のリクエストに応えて手持ちの漆器の塗りの補修や変わり塗りを行い、とても充実感のあるものになっています。
漆は触れる度、知る度に魅了されていきます。
塗り重ねる度に上がるふっくらと豊かな表情をもつツヤ感。
参加者からもわぁ、と声が上がるほどどんどん魅力的に仕上がります。
引き続き講師には、日本民芸館展への入選や銀座をはじめ都内各地での個展の開催でご活躍されている堀田洋二先生です。
堀田先生はお話の中でよく「生活のための工芸」という言葉を使われます。
技を生かして生活のための道具をこしらえる。
それをご自身の仕事の意義として捉えていらっしゃいます。
漆の持つ魅力を体験し、ご自身での漆塗りへの入り口、漆器を使う豊さを感じていただけたらと思います。
それでは皆様の受講を心よりお待ちしております。
WOODWORK CENTER 店長 靍田
【講師】 堀田漆器工房 堀田 洋二さん
2022年6/12(日)〜6/20(月)東銀座のギャラリー江さんにて開かれる「湘南の漆展」に参加されます。
湘南地域で活動する漆職人4人による展示会になります。普段使いの漆器に興味のある方は特に楽しんでもらえると思います。
ぜひお越しください。
東京都中央区銀座4−13−15 ギャラリー江
【内容】
拭き漆の塗り重ね作業(5回以上)を通して、漆の扱いや道具の手入れなど、塗りの技法の基礎を学び、ワークショップなどの体験だけでは味わえない本職の仕上がりを目指します。またテキストを使用した座学では、歴史や用途など漆の特徴、基礎知識を職人の体験を通して解説。少数の参加人数で、質疑対応や作業内容など自由度を持った環境での開催です。
木地(箸1膳・角皿200mm*200mm)はご用意しますが、ご自身の製作物や別途購入(見本あり)の追加も可能です。
1期6回開催のクラスです。次期クラスを引き続き受講し、拭き漆以外の塗りに挑戦することも可能です。
※ 10月期以降の募集についてはホームページ、SNSなどで随時お知らせします。
※ 6月8日(水)開催分をYOUTUBEにてライブ配信しました。講座の様子をご覧いただけます。
6月8日(水)漆塗りクラス第1期5回目
【開催日】:第2・4土曜日(月2回)計6回
7月 9日(土)・ 23日(土) 8月 6日(土)・ 27日(土)※お盆のため変則 9月 10日(土)・24日(土)
【開催時間】:18:00~20:00
【定 員】:4名
【受講料】(1期6回分)会 員:¥45,000- 非会員:¥51,900-
【教材費】(漆・刷毛・消耗品・テキスト・基本木地(箸・角皿):¥9,550-
※道具保管料・漆風呂管理料含む
※木地はご相談の上、ご自身の製作物や別途購入品など追加可能です。
※肌の弱い方や体調不良の方は、直接触れなくてもかぶれることがあります。
万が一かぶれた場合も責任は負いかねますので、十分ご注意の上、必ずご自身でご判断ください。
【申込み】塗師 堀田洋二の漆塗りクラス第2期(2022年7月スタート)受講申し込み
【申込締め切り】7月2日(日) 17時まで
【お問い合わせ】メール:contact@soudankgaya.com TEL:046-884-9581 担当:靍田(つるだ)