【体験レポート】キャンプスツールづくり | ワークショップなら WOODWORK CENTER by 相談家具屋

2022.05.27 ワークショップ

【体験レポート】キャンプスツールづくり

2022.04.29_スタッフCによる体験レポート


ウッドワークセンターのオリジナル商品の中でも大人気のキャンプスツール。

そのキャンプスツールを自分でつくるワークショップ。

どんな感じなのでしょう?ワクワクしますね〜

わたくし事務スタッフCがその様子をレポートします。(自分の作ったときの回想も入ります。)


久々のゴールデンウィーク期間でのワークショップ開催初日ともあって、

スタッフも少し緊張した中、始まりました。

キャンプスツールづくりワークショップ、作業は大きく3つ。

・スツールの脚をみがく/塗装する

・座面をみがく

・組み立てる

「ほうほう。最後の仕上げを自分でやるってことね。思っていたより、すぐ出来そうではないか!?

ササッと仕上げて、スツールもって出かけよー!」(参加者心の声代弁)

早速、作業の始まりです。


<スツールの脚をみがく/塗装する>

3本の脚を紙やすりでみがきます。

とくに難しい作業ではない。できます。わたしでもできます。

けれど、

わたしは苦手なの。飽ちゃうの。どこまでやればいいのかがわかりづらい…

#180のあと、#240でもみがきなさいって…

参加者のみなさん黙々とヤスってます。

あああ…かわいそうに。とわたくしは思ってしまいます。

でもね、わたくしのBOSSはこの作業好きだそうです。

BOSS曰く、

「みがかないときれいに塗装ができないよっっ(見栄えも悪くなるし、塗料の性能も発揮できない)」

とのこと。

「は、はいっ! BOSSっっ!!」

エアーで余計な木粉を飛ばして、オイル塗りをします。

今回使用は桐油です。

耐水性、耐久性があり、昔は番傘などに使用されていたようです。

そんなオイルがあるなんて、知らなかった…

知らないことってまだまだたくさんあるんだなと

ウッドワークセンターに入って何度思ったことか。

桐油をぬった脚を乾かしているあいだに座面みがきをします。


<座面をみがく>

ヌメ革、登場です。

なんでも去勢された雄のものだそうで、荒々しくないのでキズなどが少ないそうです。

コバ。床面をみがきます。

コバとは裁断面のこと。床面とは毛羽立った側のこと。

コバは木端と書きます。もともとは木材の裁断面のことを指す言葉らしいです。

革も深い。そして面白そう。はっっ!戻ります。

やり方はいくつかありますが、

今回は水でぬらし、木片でこすってみがくやり方です。

これをやらないと繊維がほつれて割れたり、黒ずみなどが起こします。

参加者のみなさん、みがきからの解放はもう少しです。

がんばれ~


<組み立てる>

完成が目の前まできました。

三又の金具で3本の脚を留めます。

ここでねじがゆるみを防ぐ接着剤をつけます。

接着剤も何種類もあるんですよね。

座面に焼き印をいれました。

肩掛けベルトをとおし、脚に革座面を取り付け。(真鍮ネジです。)

完成です!!

みなさま、お疲れさまで〜す!


<レポート後記>

BOSSから参加者へコアップ(ご当地コーラ)のプレゼント。

近くの公園で完成したばかりのスツールに座りながら、

コアップを飲んで「プハ~」とやりたかったのですが、

ワークショップ途中から雨が降ってきまして、天気には恵まれず…

工房内で楽しみました。

ほぼ、みがき作業でしたが、

それでも自分の手で完成に導いたものは愛着がちがいます。

家の中、外とどこでも持ち運んで座ることができるキャンプスツール。

ドンドン運んでドンドン座ってください!(自宅ベランダにて。↓)

そしてもうひとつの楽しみ。そう、ヌメ革の経年変化。

↓↓こちら当店所有の8年ものでございます。(右側)↓↓

革のステキな経年変化のように、

歳を重ねていきたいと思うわたくしでありました。


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