みなさんこんにちは!WOODWORK CENTERです。
以前からWOODWORK CENTER DIYシェア工房をご利用いただいている会員の方に
インタビューをさせていただいたのでご紹介させていただきます。
シェア工房ご利用を検討されている方のご参考になれば幸いです。
それでは本編へどうぞ。
今回お話しを伺ったのは、もともと木工に興味があり、WWCがシェア工房になる以前から長く会員としてご利用いただいているFさん。
現在はコーヒーの計量スプーンを製作されています。
WOODWORK CENTERがDIYシェア工房になる前から、長く利用していただいている方です。
Fさんはなぜ、WWCを利用し続けてくれているのでしょうか。
ーー創作意欲は今と昔ではどちらがありますか?
「ここに来た当初はなんでもかんでも自分で作りたかったんです」
始めた当時は今よりも創作意欲に溢れていたと語るFさん。
「あれもこれも自分で作ってみようと思索していたけども、木工を学ぶにつれ、だんだんと出来ることと出来ないことがわかって来て。」
今では隙間やスペースを考慮して、自分の家の場所に合ったサイズのものを自分で作れるようになりました。
確かに、売ってるものでサイズの合う家具を探すのは大変だし、オーダーするのも思ったより予算がかかってしまいますね。
ご自宅のカスタマイズ性を高めるために木工DIYを学んで楽しんでいるようです。
ーー自分自身で製作する理由はなんですか?
「ほしいな、と思う木工製品は、すごく高くて手が届かないんです。」
確かに、お店で売られている木製家具はどれもなかなかいい値段がしますよね。
ぱっと見自分で作れそうだなと思うものもあるはず。
そういう気付きからDIYを始める人は多いのではないでしょうか。
家具作りの体験を、DIYシェア工房で始めるのもおすすめです。
Fさんも製作を続けていく内に、
どういう加工のものが高いものかがある程度わかるようになってきて、自分で出来る範囲のものは自分でやろうと決めたということでした。
「あとは、木が好きなんでしょうかね。」
ーーさまざまな材料がありますが、木材が一番好きですか?
「うん、木が好きですね。うーんなんでだろう…」
木材ならではの良さっていっぱいあると思います。
中でもFさんは次のように魅力を語ってくれました。
①製作において、自由度が高いところ
…途中でイメージが変わっても、形の変更がしやすい!
②素材同士を組むのが手軽なところ
…ノミやカンナなどの道具をWOODWORK CENTERで教えてもらい、組み方とか、いかに楽をしてっていう訳ではないけど(笑)自分のできる技術で、ちょっといい組み方を考えたりできるのは、”木が”一番身近で手軽なんだと思います。
③木そのものが好き
…神社とかにあるような大きな木を見にいくのも好き!
自由度が高くて、手軽で、身近で、パワーを感じる。そんな唯一無二の素材が、木なんですよね。
自然と触れ合っているかのような木の暖かみ・手触りを、製作時から肌で感じられるのは、大きなモチベーションに繋がります。
ーー自分にとって創作の時間とは?
「集中するから、色々忘れられる時間…無の時間ですね。」
作業に向き合う時間。木と対峙する時間。
高い天井と広々した空間、スタッフも利用者の皆さんもみんな黙々と自分の作業に取り組んでいることが多い為、
WOODWORK CENTERには集中できる環境が揃っていると会員の皆さん喜んでくださいます。
ーー現在製作されているものは何ですか?
「コーヒースプーンを作っています。コーヒー豆を入れるスプーンですね」
DIYで作るにはかなり難易度の高そうな繊細で美しい造形。お見事です。
ただ実際に仕上げのオイルを塗っている時に、細い柄の部分がポキっと折れてしまったそうな。
「ちょっと細く攻め過ぎましたね(笑)」
木工をやり始めの頃は結構ショックだったけども、
今までに何度もこういう経験をしてきてるということでご本人には耐性がついているみたいです。
ポジティブに製作を楽しんでいらっしゃいます。
ーーコーヒースプーンは今までにどれくらい作りましたか??
「20本くらいは作ってるんじゃないですかね」
す、すごいですね・・・・・・
一度に複数個作って効率的に進めてるみたいですが、
今回は2つのスプーンを作っていました。
その違いは
「木の種類を変えています」
とのことでした。
一方はアルダーという材料。
カバノキ科ハンノキ属の広葉樹で、ヨーロッパでは「神聖な木材」として広く崇められています。
柔らかくて加工性が高いのと、チェリー材のような赤褐色で肌触りもいい、家具や楽器に使われる人気の素材です。
もう一方はヤマザクラ。
バラ科サクラ属の落葉広葉樹で、淡く黄色い褐色。
アルダーよりも硬く強靭な素材で、緻密な木肌。磨くと光沢が出ます。
耐久性が高く高級家具などに用いられる素材です。
色々試してきた結果、ヤマザクラがこのスプーンには合っているかも知れないとのことでした。
様々な種類の木材を取り寄せて、実際に加工して研究できるのもDIYの楽しみの1つですね。
WOODWORK CENTERであれば少し変わった木材も仕入れ可能なので、
お好みの素材で理想のDIYが可能になります。
ホームセンターのSPF材から卒業したい方、木材選びの沼に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
ーー最後に、Fさんがコーヒースプーンを作り続ける理由は?
「いろんな形を作って極めたいなって思って。」
何年か前に、これだ!っていう完璧なスプーンができたとのことですが、
図面とかに起こしてないし、型とかも取ってない。
それを脳内のイメージだけで、もう一度作ってみようと思ってチャレンジしてみたけど、
始めたばかりの頃の意気込みや情熱、集中力が乗っかっていた分、なかなか過去作を超えるのが難しいようでした。
なので様々なデザイン・素材を試しながらスプーン作りを極めている、いわば長い旅の途中ということですね。
毎回熱心に製作に取り組まれていて、研究的なものづくりを楽しんでいるFさん。
これからもご自身のスプーン道を極めて行って欲しいですね。
ご利用者視点の貴重なご意見を、ありがとうございました。
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