【出張授業】家具職人が語る! | 木工教室木工教室なら WOODWORK CENTER by 相談家具屋

2017.07.12 シェア工房/作品集スタッフブログ木工教室

【出張授業】家具職人が語る!

こんにちは。広報の池上です。
先月の中野の「【出張授業】家具職人が行く!」お読み頂きましたか。
僕も先日、茅ヶ崎の市立中学校で講演を行う靍田に同行してきました。

今回は、その様子をご報告します!

この中学校では職業体験学習の一環として、各分野で活躍している方々に
職業や働くことについて話を聞く授業を取り組んでいます。
今回の職人・靍田、実技指導ではなく働くことの意義、やりがいを
知ってもらうための話をする講師として呼ばれました。

校長室で授業の開始を待っていると
クラス代表の生徒さんが迎えにきて、教室まで案内をしてくれました。
初めは少し緊張感がありましたが、クラスに入ると「元気な挨拶」で歓迎。
僕たちも教室も和みます。

靍田自身の履歴書をもとに授業を進めました。

まさに「人生の履歴書」
家具に関わる仕事を目指したきっかけ、
これまでに携わった仕事のこと、
生徒さんたちは話にどんどん引き込まれているようでした。

実際にワークショップで作れるキャンプスツールに座ってもらい
2つのキャンプスツールの違いはなにか出題!
樹種の違いに気づいた生徒さんたちから様々な木の名が飛び交います。

正解はナラとクリ。

ナラ材は教室の床に使われている材料であり、
クリ材は鉄道の枕木に利用されている材料であるとか、
座面のヌメ革は、野球グローブの補球面と同じ部位を使っているとか、
家具になる材料と身近なものとの接点に興味津々でした。

最後に生徒さんからの質疑応答では
「家具屋の楽しさは?」
「最近、作った家具はなにか」
「家具は何日で作れるのか」
など良い質問がいくつも挙げられ
家具職人の仕事に興味を持って頂けたようです。


今回で靍田がこの中学校へ講演に伺うのは3年目になります。
毎回、とてもおもしろい感想文を送ってくださるそうで
その中にいつも気づかされることもあるとか。
この授業で「働くこと」の目的や楽しさが1人でも多くの生徒さんの
“考える”きっかけとなればうれしいです。

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