漆塗りで使う”ヘラ”をつくるワークショップ

ウッドワークセンターでは、漆（うるし）塗りのワークショップやクラスの開催を通してその魅力を伝えてきました。
前回の1月開催の「色漆をつくる」につづき、今回は漆芸には欠かせない「漆ベラをつくる」ワークショップの開催です。

漆ベラは、糊と漆を混ぜたり、布等を貼る時や、下地付けの際に使います。
また刷毛の始末でも登場する漆芸を支える大事な道具の一つ。

塗師の方が弟子入りし、一番最初に教えられるのがこのヘラづくり。
自身が使いやすいように、また作風に合わせてしなりや形を工夫する、まさに職人の道具。

普段はプラスチックのヘラを使われている方も多いと思いますがこの機会にオリジナルのヘラを作成して漆を使った作品づくりをさらに一歩踏み込んでいきましょう。

このワークショップを通しつくり方を、学び使いやすい長さや大きさで作ったり、品物に対してカスタマイズしたりと作品づくりに繋げてください！

樹種は弾力性があり下地付けに適しているヒノキを使い、小刀などで削り出していきます。

これから漆塗りを始める方はまずは基本の形をつくりましょう。
すでに始められている方は、講師に相談しながら使い心地や形などこだわりのものをつくってみてください！

このワークショップ翌日の4月28日（日）からは２週間に１度のペースで開催される「漆塗りのワークショップ」も始まります。
ぜひご自身でつくった道具で作品づくりを楽しんでください。

※「漆塗りのワークショップ」についてはこちら

「漆ベラ」をつくるワークショップ
日時：4月27日（土）14:00~17:00
定員：８名
内容：漆を塗るヘラの製作
参加費：プラン会員 ¥6,600- / 一般会員 ¥7,700- / 一般 ¥8,800-

材料費込み・道具貸し出し