ワークショップ

北欧家具の椅子に多く見られる「ペーパーコードの座編み」、一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
シンプルで温かみのあるデザインの中に、職人の技がぎゅっと詰まったこの座面は、北欧家具を象徴する存在のひとつです。
そんなペーパーコードの座編みの椅子が、自分で作れるとしたらみなさんはどう思いますか?

ペーパーコードとは、紙を撚って作られた強度のある紐状の素材で、北欧では古くから家具の座面などに使われてきました。
軽くて丈夫、通気性が良く、さらに使い込むほどに味わいが増すのが魅力。
また、自然素材ならではのやさしい風合いが、木製家具との相性も抜群。北欧デザインが愛され続ける理由のひとつでもあります。

北欧家具の名作椅子、たとえばハンス・J・ウェグナーの「Yチェア」にも採用されているペーパーコード。
見た目の美しさだけでなく、日常使いの中で快適さを感じられるのが特徴です。
主な特徴:
・軽い:持ち運びや掃除の際にも扱いやすい
・通気性が良い:長時間座っても蒸れにくい
・自宅で張り替えができる:永く使うことができ、環境にもやさしい
こうした理由から、北欧だけでなく日本でも多くのファンを魅了しています。

当ワークショップでは、ペーパーコードの代表的な編み方のひとつ「封筒編み」を体験していただけます。
スタッフが丁寧にサポートいたしますので、初めての方でも安心してご参加いただける、ウッドワークセンターでも人気のワークショップです。
ペーパーコードの座面を自分の手で編み上げる時間は、静かで集中できるひととき。
北欧の暮らしに通じる“ものづくりの豊かさ”を感じていただけるはずです。
過去の開催では、多くの方にご参加いただき、
「編み上げたときの達成感が忘れられない」「自分の椅子がさらに愛着のある存在になった」
といったお声をいただきました。

2022年から開催しているワークショップは、2025年現在も定期的に開催中です。
次回の開催日や詳細は、最新のワークショップ情報ページにてご案内しています。
興味をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてください。

ペーパーコードの座編みは、時間とともに味わいを深める素材。
消費ではなく、「手をかけながら長く使う」という北欧の思想を体現しています。
使うたびに風合いが増し、自分だけの椅子になっていく感覚を、
ぜひこの機会に体験してみてください。