ワークショップ
里山の手入れや暮らしの中で生まれる、伐採された木々や枝葉。それを活かした木工ででる木くず。それらを無駄にせず、草木染めとして糸を染色します。
自然の循環の中で生まれた糸を、ひと目ひと目結んで織りあげていくノッティング織り。樹木がもつやわらかな色合いと、手でつくる温もりが合わさって、世界にひとつだけの敷き物やインテリアになります。
「木を伐ること」と「暮らしにつかうもの」をつなげるのは、小さな道具と自分の手。いろんな手仕事を通じた、自然の恵みと暮らしの循環を感じていただけたら嬉しいです。
染めや織りが初めての方も安心してご参加いただけます。樹木と糸と手仕事の時間を、どうぞ一緒に楽しみましょう。
全日程4日間のワークショップとなります。
【定員】
8名
【全日程】
① 9月23日(火・祝) 10:00~15:00
糸染:織物に使う糸を染め上げます。
② 10月12日(日) 10:00~16:00
小敷物織り:20センチ角ほどの小さな敷物りを織ります。
③ 11月3日(月・祝) 10:00~16:00
椅子敷織り:30センチ角の大きな椅子敷りに挑戦します。続きはご自宅で。
④ 11月23日(日・祝) 10:00~12:00
椅子敷織り講評会:仕上げた敷物を持って、みんなで講評会を開催します。
【参加費】
¥48,000-(WWCプラン利用会員)
¥53,000-(WWC会員)
¥58,000- (一般)
※椅子敷サイズの手織りができるオリジナル織り枠キット付き。
※①、②、③のお弁当を希望される方は当日¥1,500-を頂戴します。
【講師紹介】
染織 neem farm 篠原 友紀恵さん
ロンドンの美大でテキスタイルを学ぶ。日本のテキスタイルのルーツを知りたく沖縄、八重山、奄美、柿生、益子など染織工房を訪ね、草木染めを学ぶ。
長者ヶ崎で和綿と染料となる植物を育て、自然の恵を活かした生活を実践している。
ウッドワークセンターさんの逗子の森で採れた間伐材から木工をし、その木屑を生かして草木染めをする、そのストーリーがとても素敵で前回はその色の強さに驚きました。今回は染めた色々の糸をノッティング織りにし、椅子敷をつくるというよりチャレンジングな内容にいまからとても楽しみです!
染織 西 知佳さん
美大で染織を学ぶ。綿花や羊毛などの天然繊維を紡ぎ、織機と向き合う日々を過ごしています。
地元の里山で育った樹木から染めた糸で敷物を織る、とても有意義な皆さまとの時間を楽しみにしています。