DIYサポート事例
DIYサポート事例
照明器具のデザインのお仕事をなさってきた高田正志さん。おもちゃを集めるのもつくるのも大好きで、定年退職後には、いちばん好きな空母「赤城」の形をデフォルメしたテーブルをつくろうと決めていたそうです。
「構想は2009年から。リビングにちょうどいいテーブルが欲しかったのと、甲板が大きな赤城はテーブルに良さそうだと思ったのが繋がって、少しずつ考え始めていたんです」(高田さん)。
2011年に定年を迎えると、いよいよ設計を本格化。ものづくりに携わってきた経験から、手際良くイラストボードで縮小模型をつくってイメージを形にし始めたものの、どう木で実際につくればよいかがわからない。困ってネットで「家具 相談」と入れて検索してみると、「相談家具屋」がみつかり、私たちに相談をしてくださることになりました。
「無理かなと思いながら紙でつくった模型を見せると、できますよと言ってくれて、そこからは材料選びからつくり方、工具の使い方までぜんぶ教えてもらいました。それにしても船の舳先の部分はベニヤ板にノコで切れ目を入れて曲げたり、凝ったつくりにしているので作業は大変だったね。ベルトサンダーの操作は怖かったし、高射砲を削り出す作業は指がつったり。もう死ぬ思いをしたよ(笑)。でもみんな親切で、いい若者たちだった」(高田さん)。
週2日、合計17日間、ウッドワークセンターに通い、1ヵ月半かけて力作が完成。高田さんは製作に関わったスタッフをご自宅に招いてくださって、「浸水式」と称するおつかれさま飲み会を開いてくださいました。高田さん、また何か面白いものつくりましょう!
〈費用の詳細〉
スタジオ使用料(大人1名11日間) 44,000円
機械使用料 5,500円
専属トレーナーによる作業補助(9.75時間) 28,500円
材料費 50,800円
加工費 31,200円
設計プラン料(ご自身で作図) 0円
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