新人広報M、あらためWWC広報の田中Mです。お久しぶりの木工教室体験レポート、今月は黒田店長にかわり私がお届けします。暦の上では『春』春一番も吹き荒れた週末、みなさまのまわりにも5人に1人くらいは花粉にムズムズする季節を迎えておられることと思います。
前回の報告から、4回ほど教室回を重ね、2月13日が、早くも11回目の教室参加となりました。気がつけば3ヶ月!あっという間です。
どうでしょう。多少はノミを持つ手が、熟れて来ているような…。
そうでもないですね…はい。
黒田店長のレポートでも、平ホゾの完成が報告されておりましたが、私も平ホゾ完成させました!
しかし、墨付けの時点での墨線が、深さや正確さに欠けていたが為に、(その他いろいろ、情けない凡ミスもありますが…)ホゾ穴に接合すると、ねじれがでてしまったのです。その時その時には、そこまで気にもできていなかったほんの数ミリのズレが、こんなにも、様々なところに大きく不具合となって影響してくる現実に、ただただ…『後悔と反省』、そして改めて木工の奥深さを思い知りました。
ねじれを調整したため、若干ゆるくなってしまったのですが…なんとかきれいに入りました!教室の先輩方にも、『よく出来ている!』なんてお気遣いのお褒めをたっぷりいただけたもので、なかなか幸先のいい2016年のスタートがきれた!と、今年の木工熱をさらに蓄えた私だったのですが…。
次なる課題、『四方胴付』のホゾが私の前に立ちはだかり、実は未だに格闘中なのです…。
これ、「幻の四方胴付」です。このホゾはこの直後、あっさり自らの手で切り落とされました。その後もう1回、自らやり直しを志願…今は3度目のやり直しに挑んでいるところです。 平ホゾの加工で知った、僅かなズレでの大きな不具合。墨付けはもちろん、鋸挽きも、ノミでの調整も…一つ一つが分かってくればくる程に、思い切ってすべてやり直したい!と決心したのです。
平ホゾと違い、胴付面が4面になる四方胴付のホゾは、その胴付面の調整の削り方ひとつとっても、私には非常にムズカしいのですが、反省点を活かしてた「次こそは!」の熱意と、納得行くまで見守ってくれる講師の支援に救われて頑張っております。
それから、自分の不甲斐なさに心が折れかけた時には、休憩時間の先輩方との会話も特効薬です。みなさんの課題の様子や、失敗談など…とまじめな木工トークはもちろん、美味しい話など女子トークで盛り上がったりも…。先輩からの刺激は、それだけじゃありません。ご自宅でDIYされた作品を時々見せていただけるのですが、教室で修得した技術を、細部に渡って活かされているこの素晴らしさ…。
脱帽です。いつか私もこの憧れの針山を作れるようになりたい。高いモチベーションを与えてくれる目標です!みなさんのDIY情報交換や作業の工夫とアイディアのお話を聞くのも、いい刺激。木工熱を蓄えるきっかけ、たくさんいただいてます。
今回のレポートで、「基礎課題卒業!次回から新しい課題に入ります!」と、行きたかったところですが、まだまだその演出は間に合いそうにありません。
次回、3月は黒田店長にバトンタッチしますので、その辺り乞うご期待です!
それでは私のレポートはこの辺で。 最後までお読みいただきありがとうございました。