漆は、器や彫刻など木工と関わりも大変深く、その歴史は古く縄文の時代にまで遡ることができます。
ウッドワークセンターでは、これまでに漆塗りのワークショップを多く開催してきましたが、この4月より漆塗りクラスを開講します。
「クラス」はワークショップと違い、複数回の開催となり、製作工程をより本格的に学んでいただけるものになります。
漆塗りクラスの講師は、日本民芸館展への入選や銀座をはじめ都内各地での個展の開催でご活躍され、ウッドワークセンターでのワークショップでも大変お世話になっている堀田洋二先生です。
ものづくりの楽しみ方はたくさんあります。
その醍醐味の一つが、つくったものを使う、そして使ってもらうこと。
堀田先生はお話の中でよく「生活のための工芸」という言葉を使われます。
技を生かして生活のための道具をこしらえる。
それをご自身の仕事の意義として捉えていらっしゃいます。
このクラスを開講するにあたり、私自身も漆に多く触れるよう努めてきました。
その中で感じた、漆という用と美を備えた古来からの塗料と塗りの技術が持つ魅力をこのクラスを通して、思いきりお伝えしようと思います。
それでは皆様の受講を心よりお待ちしております。
WOODWORK CENTER 店長 靍田
【講師】 堀田漆器工房 堀田 洋二さん
https://urushistudio.jimdofree.com/
【内容】拭き漆の塗り重ね作業（５回以上）を通して、漆の扱いや道具の手入れなど、塗りの技法の基礎を学び、ワークショップなどの体験だけでは味わえない本職の仕上がりを目指します。またテキストを使用した座学では、歴史や用途など漆の特徴、基礎知識を職人の体験を通して解説。少数の参加人数で、質疑対応や作業内容など自由度を持った環境での開催です。
木地（箸１膳・角皿200mm*200mm）はご用意しますが、ご自身の製作物や別途購入（見本あり）の追加も可能です。
今回は１期６回開催のクラスです。次期クラスを引き続き受講し、拭き漆以外の塗りに挑戦することも可能です。
※ ７月期以降の募集についてはホームページ、SNSなどで随時お知らせします。
【開催日時】第2・4水曜日（月２回）計６回 18:00~20:00
４月１３日（水）・２７日（水） ５月１１日（水）・２５日（水） ６月 ８日（水）・２２日（水）
【定員】 4名
【受講料】（1期６回分）会員 ¥45,000- / 非会員 ¥51,900-
【教材費】¥12,500-（漆・刷毛・消耗品・テキスト・基本木地（箸１膳・角皿200mm*200mm）
※道具保管料・漆風呂管理料含む
※木地はご相談の上、ご自身の製作物や別途購入品など追加可能です。
※肌の弱い方や体調不良の方は、直接触れなくてもかぶれることがあります。
万が一かぶれた場合も責任は負いかねますので、十分ご注意の上、必ずご自身でご判断ください。
【申込締め切り】４月１０日(日) 17時
【申込み】塗師 堀田洋二の漆塗りクラス（2022年4月期）受講申し込み
【お問い合わせ】メール：contact@soudankgaya.com TEL:046-884-9581 担当：靍田（つるだ）
