2021.06.08 YouTube
WOODWORK CENTER主催の株式会社drawersの新入社員
webマーケティング課のS森くんが、社長直々の指導により、
徐々に木工DIYをできるようになっていく様を追いかけるといった企画の続編#4です。
前回はアジャスターの紹介をしたり、木材を選んだり、専門用語がたくさん出てきて少し知的な回でしたね。
今回は木材をカットするために線(墨)を引こう!という回です。
まだ切りません。
そのくらいじっくりやります。
そこらへんの木工DIY教室ならとっくに切らせてますがウチは違います。
じっくり丁寧に過程を説明することが売りですのでね。
より多くの方々に木工DIYを好きになってもらいたい・・・という思いの表れです。
しばしお付き合いくださいませ。
今回の木工DIYのためにホームセンターで仕入れてきたSPF材ですが、基本的に”無垢材(むくざい)”です。
無垢材とは、天然木から取り出した木を1枚の板に加工した自然素材のことです。
接着剤などを使っていないということですね。
ちなみに対に当たる言葉が”合板”です。
無垢材は調湿性があり、暖かく、なんかいい匂いがします。
天然素材のため、個体差が大きく、同じ樹種でも見た目が結構違うものもザラにあります。
購入する前からちょっと凹んじゃってたりとか、ヤニが出てテラテラしてる部分なんかも見受けられます。
SPF材というのはこういうラフな材料だということは覚えておいてください。
こういう所を気にするとSPFは使えませんが、これも風合いだと思っていただいて。
ただし、極端に割れてしまっている所などは、強度的に脆い可能性があったりするので、
買う前に選別しておくのが吉です。
「こういう向きで使うからここには傷があってもいいけど、ここに傷があるものはNG」
など、買う前からしっかり想定していると失敗が少なくてスマートですね。
今回使用する木材を見てみると右端の方がやや荒れていたので、左側を残して右側を切り落として使用します。
と、こういう考え方でカットして行きます。
さあ墨つけ開始です。
”墨つけ”とは、大工職人が土台、柱、梁となるような木材を加工するための目印を付けることである(by wikipedia)です。
切りたいところに鉛筆で線を引くっていうことですね。
是非とも今後は”墨をつける”という言い回しに変えてみてください。
一気にプロっぽくなりますよ。
さあ、メジャーで切りたい長さを計測します。
メジャーを初めて見た江戸時代の日本人のような新入社員S森。
(こないだめっちゃ計測したよね?)
メジャーはロックすると固定できます。
同じ長さで切る木材は並べてまとめて墨つけちゃいましょう。時短術です。DIYは効率命。
この道具を使うと垂直な線が引けます。
差し金という道具です。
大工さんがよく使う道具ですが、ホームセンターで1000円以下で購入できるので、持っておいて損はないでしょう。
これは30cmx15mmの小さいものですが、このサイズが1個あれば十分だと思います。
この木材はちょっと厚め。表面に引いた線だけ頼りにノコギリを入れても、斜めに切れちゃったりして上手くいきません。
そんなときは木材を回転させながら全面にぐるっと線を引いてあげると良いでしょう。
作業中も社長の鋭い目が刺さります。油断はできません。
おぼつかないS森くんに見かねた社長が身を乗り出して教えてくれました。
差し金は木に押し付けるようにして使うと捗りますよ。
少し褒められたS森
調子に乗り始めました
止まりません
(ドヤァ)
お待たせしました。次回いよいよカットします。
ノコギリファン垂涎、”ゼットソー”登場!
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