千代鶴貞秀工房さんにての鉋鍛治体験、2日目です。
この日も朝から三代目千代鶴貞秀 (本名 森田直樹) さんにご指導いただき
作業を進めます。
しかし、暑い!
でっかグラインダーとサンダーで形を整えてから
整形(側の鑢掛け・甲センすき)を行っていきます。
このセンがけが〜
センがけが〜
一番キツかったー・・・
足の指で固定しつつ削っていくのですが
この体勢、股間がやばいのです。しばらく作業して立ち上がると子鹿状態です。
プルプル。
(ちなみにかなりの筋肉痛になりました)
もう股間がもたず、ギブアップ。
刻印を入れてもらったら、いよいよ泥塗り・焼き入れ・歪取りの工程に入ります。
皮膜をつけないところに泥を塗り、焼き入れです。
光が入らないよう、暗幕を張り焼き入れの工程に入ります。
相当怪しさ満点のムードの中、緊張の焼き入れ。
赤めた(熱した)刃を桶の水で急冷し、硬度を上げます。
熱気ムンムン、怪しさ満々の中汗だくで無事に儀式・・・
じゃなくて焼き入れ終了。
真っ暗なので写真撮れず^^
ここに座って焼き入れをします。
壁の鹿の角と、クマのクッションが成功の秘訣(ウソです)
工程の中で熱を入れると、その度にまめに歪みをとります。
この作業は難しいので全て森田さんにやっていただきました。
叩いて歪みを取っていきます。
焼き戻し・歪取りを行います。
焼き戻しは、熱した油につけて少し焼きを戻し粘りを出す工程です。
ようやっと、出来上がりました。
さて、お待ちかね銘切りと箱書きです。
タガネを使って銘を刻んでいきます。
悩んだ末、、親からいただいた名前にしました。
三恵フォントにて完成!
二日間に渡る鉋鍛治体験、
想像よりかなり楽しかったです!
三代目の技見放題、作業盛りだくさん、暑い!おかげでビールが・・・と
大満足の二日間になりました。
二日間に渡りご指導いただいた三代目森田さん、
本当にありがとうございました!
ワタシ汗かきすぎて風呂上がりみたいになってますが^^
後日、台に仕込まれた三恵鉋が逗子に到着。
仕込まねばならぬの。
今回は寸六。寸八も作りたい。
1日目の様子はこちら!