こんにちは、スタッフの田辺です! 先日開催されたプレミアムワークショップ「木と木地師(きじし)の話」+古式轆轤(ろくろ)特別体験会。今回は運営スタッフとして参加しながら、私自身も一人の木工ファンとしてたくさんの学びがあった一日でした。そのリアルな様子と感動をお届けします!
景品をかけた熱い講義!飛び交うマニアックな質問

講義が始まってすぐ、講師の北川さんから「今日は良い質問をした方にプレゼントを用意しています!」という嬉しいサプライズが! 景品はなんと、鑿(のみ)や砥石、木槌、測り棒など、木工好きなら思わず「おぉ…!」と声が出る本格的な道具ばかり。
そのおかげもあって、会場は大盛り上がり! 参加者の方からは、
「この時代の木地師さんは、どんな木材を一番重宝していたんですか?」
「昔の砥石と今の道具では、刃のつき方にどんな違いがあるんでしょう?」
といった、かなり具体的で深掘りした質問が次々と飛び出しました。北川さんも一つひとつ丁寧に解説してくださり、見事プレゼントをゲットされた皆さんは本当に嬉しそうでした!
知れば知るほど面白い!「木のルーツ」を学ぶ

「木地師」という言葉は聞いたことがあっても、その歴史や役割を深く知る機会はなかなかありません。 講義は日本の森林の特徴から始まり、木の構造や性質、そして木工のルーツである木地師の暮らしへと広がっていきます。
普段何気なく扱っている木材や道具ですが、「あ、だからこの木はこういう削り方をするんだ!」「この道具の形にはそんな歴史があったのか!」と、私自身も「へぇ~!」の連続。 ただ作品を作るだけでなく、背景にある文化や知恵を知ることで、木工が何倍も面白くなると実感しました。皆さんも熱心にメモを取り、予定時間が一瞬で過ぎてしまうほど濃密な時間でした。
ランチタイムは、講師を囲んで贅沢な交流会

お昼休みは北川さんを囲んでのランチタイム。 「いま作っている作品でここがうまくいかなくて…」という具体的な技術の相談から、「木工を始めたきっかけ」といった雑談まで、あちこちで会話が弾みます。 プロの講師と少人数でじっくり話せるこの距離感は、このワークショップならではの贅沢な魅力だなと感じました。
大興奮の「古式轆轤(ろくろ)」体験!実際にやってみて分かったこと

午後はいよいよ、楽しみにしていた古式轆轤の体験です! 普段工房で使う電動旋盤とは違い、一人がロープを引いて轆轤を回し、もう一人が刃物を当てる「二人挽き」。
私も実際に体験させていただいたのですが……これが想像以上に難しい!! 回す人と削る人の息が少しでもずれると、刃物が引っかかってうまく削れません。お互いの呼吸や手の振動を感じながら、少しずつ木を削り出していく感覚は、まるで木を通して会話をしているようでした。
「昔の職人さんは、こうやってお互いを信頼しながら美しい器を作っていたんだ…」と、体を使って体験したからこそ分かる手仕事の凄さに、深く感動しました。
他にも、博物館に展示されていそうな巨大な「二人挽きのノコギリ」や、北川さん自作の「手動ドリル」など、珍しい道具が盛りだくさん! 「これどうやって使うんですか!?」と、気づけば私も参加者の皆さんと一緒になって夢中で体験に没頭していました。
おわりに

北川さんが自作された手動ドリルなど、普段目にすることのない道具もたくさん登場!「これってどうやって使うんだろう?」「こんな道具があったんだ!」と、気づけば参加者の皆さんと一緒になって体験させていただきました。
今回のワークショップは、木工の歴史や文化、そして先人たちの途方もない知恵に触れられる素晴らしい機会でした。
実際に手を動かし、歴史を知ることで、普段の木工がより一層愛おしく、楽しいものに変わる感覚を味わっていただけたのではないかと思います。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました! そして貴重なお話とワクワクする体験をさせてくださった北川さん、ありがとうございました!
👉プレミアムワークショップ「木と木地師(きじし)の話」+古式轆轤(ろくろ)特別体験会。の募集内容などはこちらでご確認いただけます。
