2014.10.29 オーダー・リペア
日に日に寒くなってきましたね。お店から見える木々も紅葉してきて秋から冬を感じてきました。
さて、WOODWORK CENTERでは家具のリペアも承っています。少し前の事になりますが今日はダイニングテーブルのリペアの様子をご紹介します。
今回ご依頼のI様は、家族の成長とともに10年間大切に使ってきたテーブルの塗り替えをご希望です。
日焼けや経年変化で天板が黒くなっていたり、小さなキズもたくさん。
さぁ、10年間頑張ってくれたテーブルをリフレッシュしてあげましょう!!
塗り替えといっても、リペアの方法はさまざまで、塗料の種類、構造、木の種類や状態によって、最適な方法を考えていきます。
今回のテーブルはナラの無垢板、オイルフィニッシュでしたので、まずは天板にカンナをかけて、小さなキズと塗装を剥がす方法に!
簡単そうに見えますが、天板のかんな掛けは大仕事!水平を保ちながら均等にかんな掛けをしていきます。
シュッシュと気持ちのいい音をたててみるみるきれいに!!
カンナで荒削りした後はサンダー掛け。サンドペーパーでさらに細かいキズを取っていきます。
つるつるになったらオイルで再塗装。
今回使ったのは、WOODWORK CENTERがお勧めするリボス社のアルドボスというオイル。
リボス社のオイルは全て自然のものから出来ており、飲んでも害がないと言われています。サンドペーパーを挟みながら丁寧にオイル塗装していくと、しっとりとした良い艶に仕上がります。
そして、 仕上がった天板がこちら!
木目の中に入り込んでしまった汚れやシミもなくなって、ピカピカになりました!
ご依頼頂いたI様は、「こども達の成長と一緒に過ごして来た思い出のテーブルだから、きれいになってまた使える事が嬉しい!」と、とてもよろこんで頂けました!
家具は生活の一部なので、思い出も刻まれているものが多いと思います。古くなってしまっても、リペアしてあげればまだまだ使えますし、思い出もまた一緒の時間を過ごす事ができます!
大切な家具が壊れてしまったり、きれいにしたいと思ったら、是非一度WWCに相談してみてください。最適な方法でリペアする方法を提案いたします!