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オーダーキッチンで収納力を重視するときには

《収納力のあるキッチンをオーダーしよう》


キッチンは調理器具や調味料、食器類、家電製品などモノが集まりやすい場所です。
そのため、収納力が求められます。
しかし、既製品のキッチンでは収納力が足りないこともあるのではないでしょうか。
人それぞれ使うモノの種類、量が異なるため、対応しきれないことが少なくありません。
食器棚など新しく購入するのも一つの方法ですが、おすすめはオーダーキッチンです。
オーダーキッチンはデザインはもちろん、機能性や収納力まで全て自由に設計することができるため、自分にぴったりな設備に仕上げることができるのです。
ライフスタイルに合わせてオーダーキッチンを注文してみてはいかがでしょうか。
失敗しないように、注文時のポイントを知っておきましょう。

《作業動線から考える》


多くの家庭で取り入れられている台所本体の横幅は、2400mm、2550mm、2700mmです。
この横幅を基準に、壁付けタイプなら奥行きを650mm、対面式なら750mmから900mmとなるのが一般的ですが、食洗機やオーブンをビルトインにするかどうかによって収納力が大きく変わってきます。
また、吊戸棚やカウンター下の収納、食器棚なども持ち物に合わせて組み合わせていくのがポイントです。
シンク下はボウルやザル、まな板などを効率よく収納できるように設計しましょう。
スペースを多く確保すると収納力も上がりますが、広ければよいというわけでもありません。
たくさんモノをしまうことができても、取り出しにくかったり、ごちゃごちゃとして作業効率が悪くなる恐れがあります。
ポイントは、どこに何をしまうのか、量や大きさなども考慮してスペースを確保することです。
本体にモノを全て押し込まず、作業動線からしまうモノを考えると使いやすいオーダーキッチンに仕上げることができます。
背面の収納では、食器類をしまうことが多いですが、家族の人数によって量が異なります。
最初は量が少なくても住み続けていれば増えていくため、現状よりも少しゆとりを持って設計し、キッチンスペース全体を自分好みに設計していくと失敗しません。
何度も作り替えることができない設備だからこそ、こだわり抜いたキッチンをオーダーしてみてください。