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賃貸物件で壁面収納を設置する場合には

《限られたスペースの中で収納を増やす方法とは》


賃貸物件では内装デザインや設置できる家具に制限があります。
限られている範囲の中でもこだわりたい人が多いのではないでしょうか。
デザイン性の高さだけでなく、機能的な部分もこだわってみてください。
特に収納は重要です。
クローゼットの数やお部屋の広さが決まっているため、物をしまう場所が足りない場合は家具を増やすしかありません。
そこでおすすめするのが見た目もおしゃれな壁面収納です。
賃貸物件でも壁を傷つけない壁面収納は設置することができます。
余ったスペースを有効活用し、増設してみてはいかがでしょうか。
もちろん、賃貸物件によっては取り付けられないこともありますが、壁に穴を開ける必要のないものは退去時に修繕費用を請求される心配もないでしょう。

《ディアウォールを活用するのもおすすめ》


賃貸物件で壁面収納を設置する際は、ディアウォールを活用してみてはいかがでしょうか。
これは壁の両橋に太い柱を設置し、その間に板を置いて棚を作る壁面収納です。
床が傷付かず、壁も穴を開けずに棚が作れるため、賃貸物件におすすめのアイテムとして人気があります。
DIYが苦手な人は難易度が高いと思うかもしれませんが、組み立てが簡単にできるディアウォールも多いです。
好みのデザインがなければオーダーメイドで作ったり、アレンジを加えるのもおすすめです。 お部屋の雰囲気にあったディアウォールを選んでみてください。
しかし、強度には注意が必要です。
軽いものは組み立て安く、価格も安いですが、置くものによって必要な強度が異なるため、事前に何をしまうのか考えておきましょう。
また、ディアウォールの構造は突っ張り棒と同じです。
設置した当初はしっかりと支えることができても、時間と共に緩くなり、重荷に耐えられなくなることがあります。
柱より前方に負荷がかかると転倒しやすくなるため、重たいものを置きたい時は注意してください。
太さは十分でも長さが足りない場合には中間ジョイントを活用すると解決するでしょう。
このように工夫次第で制限のある賃貸物件も収納スペースを増やすことができます。
好みや内装デザインに合ったものをうまく取り入れてみてはいかがでしょうか。