オーダーキッチンに合わせて照明を選ぶ場合、2つのポイントを意識すると失敗しにくいです。
1つ目のポイントは全体照明です。
全体照明が暗いと見えにくく、物の出し入れがしにくくなります。
スムーズに物の出し入れができないとストレスになるため、できるだけ均等に光が広がるものを選びましょう。
また、影ができにくい照明を選ぶのもポイントです。
実際にオーダーキッチンに設置してみなければわからない場合もありますが、カバー付きのものを選ぶと眩しさが抑えられ、影ができにくくなります。
それだけでなく、油などの汚れを防止することができるなどのメリットもあります。
メンテナンスのしやすさも考えながら全体照明を探してみてください。
頻繁に照明を交換したくない場合は、LEDがおすすめです。
一般的な蛍光灯は12,000時間に対し、LEDは40,000時間ほどの寿命があるとされています。
毎日使用する場所なため、交換のサイクルが長くなる長寿命なLEDを選んでみてはいかがでしょうか。
しかし、中には本体自体も一緒に交換しなければならないものもあるため、よく確認することが大切です。
2つ目のポイントは手元を照らす灯りです。
オーダーキッチンの場合、自由に設計することができるため、吊戸棚の有無も決められます。
吊戸棚がある場合は下にカバーがついた20形直管蛍光灯がおすすめです。
設置場所は作業スペースやシンクと照明器具の中心に合わせて決めるのが一般的です。
最近、取り入れている家庭が多いオープンキッチンでは、吊戸棚を設置しないことが多いため、リビングやダイニングからの見え方に注意して照明を設置しましょう。
光の方向が自由に調整できるスポットライトも人気がありますが、空間が一つにまとまって見えるようにバランスを意識してください。
ライトの数、設置場所、下がる高さによって見え方が大きく変わってきます。
見え方をシミュレーションし、空間全体がすっきりと見えるように工夫しましょう。
このように、主に2つのポイントがあります。
使いやすく、おしゃれなキッチンに仕上げるために意識してみてはいかがでしょうか。