キッチンをリフォームする際や、お家を建てる際にオーダーキッチンかシステムキッチンどちらにしようか迷うこともあるのではないでしょうか。
料理が好きな人や内装デザインにこだわりたい人にとって、キッチン選びはとても重要なポイントになるでしょう。
実際に使ってみなければわからないこともありますが、2つの違いを知っておくと決めやすくなるはずです。
大きな違いは自由度です。
オーダーキッチンは高さや場所、機能など全て自由に決めることができますが、システムキッチンは既製品のため、大きさや高さの変更ができません。
特に高さは使いやすさに影響を与えるポイントのため、自分が使いやすいキッチンに仕上げたい場合はオーダーキッチンがお勧めです。
工期にも違いがあります。
オーダーメイドの場合、設計をしなければならないため、機能やデザインなど悩む時間が多いほど、工期も延びてしまいます。
一方でシステムキッチンは既に出来上がっているものを組み立てるだけで完成するため、2、3日で仕上がるのが特徴です。
注意点もそれぞれ違います。
オーダーメイドの場合の注意点は、工務店、リフォーム会社によっては指定以外のものは取り扱わないことがある点です。
せっかくオーダーメイドしても、対応していなければキッチンを設置することができないため気をつけましょう。
システムの場合は初めから対応できるものが決められていますが、選択肢の幅が狭いなど好みのものが見つからない可能性があります。
また、オーダーメイドは完成するまで実際に使って試すことができないため、設計をしっかり行わなければなりません。
自分の理想を詰め込めることは魅力的なポイントですが、後から使いにくかったなどと失敗することがないように、プロのアドバイスもしっかり聞いてください。
システムキッチンは事前に使い勝手が確認でき、仕様の失敗は少ないでしょう。
しかし、高さが合わない、アレンジが効かないなど妥協しなければならないポイントが出てくる恐れがあります。
このように、様々な違いがあります。
こだわりが強い人、将来を見据えて機能性の高い設計をしたい人はオーダーキッチンを検討してみてはいかがでしょうか。