小規模オフィスは家具の配置など内装デザインに迷うこともあるのではないでしょうか。
スペースが狭いとイメージしにくいため、後から失敗したと思うことも少なくありません。
小規模オフィスでも気に入るまで何度もオフィスレイアウトを変更すると無駄な時間、労力が発生するため、ポイントを知っておくことが大切です。
まずは、コンセプトを決めましょう。
はっきりと決まっていない状態で闇雲に配置させると、使い心地や居心地が悪く、まとまりのない空間になってしまうからです。
求める空間と働き方を明確にした上でコンセプトに落とし込んでいくことができれば。家具のデザイン性や配置の仕方などもイメージしやすくなるはずです。
面積配分を考えることも重要なポイントです。
オフィス家具が集まる執務スペース55%、役員室8%、共有で使用するスペース14%、サーバールームなどの機器関連スペース10%、休憩室7%、収納関連4%、動線2%が一般的な比率になるため、これを元に区分けをしていきましょう。
そうすることで大まかなオフィスレイアウト、家具の配置が決まっていきます。
この時のポイントはコンセプトとの用途を考慮することです。
図面に落とし込み、寸法や移動スペース、動きに問題がないか確認してみてください。
図面だけではわかりにくいですが、現実的かどうかチェックすることが大切です。
また、オフィスレイアウトを考える上で基準寸法も守らなければなりません。
これは安全、快適に利用するために決められているもので、通路幅などの基準があります。
例えば、デスクと通路幅は横並びであれば90cm以上、背面であれば180cm以上などです。
これらの基準は最低限であるため、動線も考えながら適切な通路幅を確保しましょう。
最近では新型コロナウイルスの感染予防も重要視されているため、感染症対策も取り入れた小規模オフィスの内装を考えてみてください。
対策を徹底していてもリスクをゼロに抑えることは難しいですが、密接を回避するための距離が確保されているか確認が必要です。
このようなポイントを抑えた上で配置してみてはいかがでしょうか。