小規模オフィスはスペースが狭いため、家具の選び方を間違えると閉塞感を与えてしまったり、より空間が狭くなります。
逆に家具の選び方が上手いと、無駄がなく統一感のある空間に仕上がります。
何度もレイアウトを変えたり家具を購入し直すことは難しいため、しっかり考えた上で選びましょう。
考える上で抑えておきたいポイントはスペースを有効活用できるものを選ぶことです。
大規模オフィスよりもスペースが限られているため、奥行きや幅のあるものを設置すると邪魔になります。
デスクや収納は大きい方が使いやすいというイメージがあるかもしれませんが、無駄にスペースを取ってしまうのです。
使いにくいと従業員の業務効率も下がります。
サイズ選びに失敗しないように、使用人数や用途、作業内容を明確にしてください。
ニーズに合うスリムなものを選ぶとスペースを有効活用できます。
背が低い家具を選ぶこともポイントです。
目線よりも背の低いものを選ぶと閉塞感や圧迫感が少なくなります。
パーティションで区切る場合は、スライド式がおすすめです。
必要な時に閉め、普段は開けておくと空間を有効活用できます。
小規模オフィスは狭い空間だからこそ、色味のあるものを取り入れてみてはいかがでしょうか。
よくグレー系が採用されていますが、職場感が強くなります。
大規模になると配色が原因でまとまりのない印象を与えてしまいがちですが、小規模オフィスは家具数も少ないため統一感が出やすいです。
原色をたくさん取り入れると落ち着かない空間になりますが、淡い色をメインに濃い色をポイントで使うとおしゃれになるでしょう。
また、壁際におくものは壁と近い色味を取り入れると、壁と家具が同化して空間が広く見えます。
さらに広く見せるために、床が見えるものを選ぶのがポイントです。
床に直接置くものより、足がついていて床が見えるものが効果的です。
このように、狭いからこそ取り入れられるデザインを採用してみてはいかがでしょうか。
事前にレイアウトを決めておくと、失敗しにくいです。