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オーダー家具の一枚板テーブルに最適な樹種とは

《デザイン性が高い一枚板テーブル》


一枚板テーブルとは名前の通り、一枚の板で作られたテーブルのことです。
デザイン性が高いインテリアであるため、多くの人から人気があります。
また、他の家具とも合わせやすいため、簡単におしゃれな内装に仕上げることができるのも魅力的なポイントです。
既製品の一枚板テーブルもありますが、オリジナルデザインの一枚板テーブルをオーダーしてみてはいかがでしょうか。
オリジナルでオーダーすると完全な一点ものになります。
素材も自由に選ぶことができますが、素材によって仕上がりが異なるため失敗しないように最適な樹種を知っておきましょう。
代表的な樹種はケヤキやクラロウォールナット、ブビンガなどが挙げられます。
原産地がそれぞれ異なり、日本で生息するのはケヤキです。
クラロウォールナットは北米やヨーロッパの寒い地域に生息します。
ブビンガはアフリカ大陸の赤道付近です。
生息する地域によって気候や土壌も変わり、材質も違ってくるため、特徴を知った上でお気に入りの樹種を選んでみてください。

《それぞれの特徴》


ケヤキは伐採後すぐに使用することができず、時間をかけて乾燥させます。
長い時間をかけて乾燥させ、職人によって仕上げられた一枚板テーブルは木目模様も美しくおしゃれです。
高樹齢のケヤキを加工する際に如鱗杢や玉杢、泡杢などの杢が現れることがあり、高額で取引されることも少なくありません。
クラロウォールナットはクルミの木の一つです。
昔、食用としてクルミが食べられており、より美味しく、食べ応えのある大きさにするために品種改良が行われて生まれたのがクラロウォールナットです。
時代とともにクルミを食べる文化がなくなり、品種改良をしても食用として人気が出ませんでしたが、現代では家具としての価値が見いだされ、高級材として家具にも使われるようになりました。
デザイン性も高いのがポイントです。
ブビンガは深みのある縞模様や色合いが魅力的な樹種で、雨季と乾季の激しい環境の中で育つ大木なため、人を魅了する模様が現れます。 他にも種類があるため、特徴を知った上で家具をオーダーしてみてはいかがでしょうか。