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オーダー家具のリビングボードのポイントとは

《知っておきたい3つのポイント》


オーダー家具でリビングボードを作ろうと考えている人もいるのではないでしょうか。
好みのデザイン、間取りにあったサイズでオーダーすることができますが、作りかた次第では使いにくい家具に仕上がってしまう恐れがあります。
失敗しないようにリビングボードをオーダーする際のポイントを知っておきましょう。
一つは丈夫さです。
大きな家具は何度も買い替えることはないため、長く使い続けるために丈夫さは欠かせません。
丈夫に仕上げるためには素材が重要になります。
お勧めの素材は無垢材です。
無垢材は木の持つ本来の強さを十分に活かすために乾燥や加工に時間と手間をかけます。
見た目は木製に見える木質系加工材は、シートを貼り付けたり金具を多用したものが多く、丈夫さは無垢材には勝てません。
また、シートもめくれると見た目が悪く、愛着が湧きにくいでしょう。
無色の無垢材はキズが味わいになり、劣化するというよりも深みが出てきます。
使い続けていくことが楽しみになるはずです。

《メンテナンスがしやすい素材と飽きないデザイン》


メンテナンス性もポイントです。
無色の無垢材家具は、メンテナンスが大変だと思っている人もいるのではないでしょうか。
着色していなければ、傷がつきやすく汚れが染み込みやすいというデメリットがあります。
しかし、傷は削り直せば元の状態に戻り、汚れは中性洗剤を使うと綺麗になるため、それほどお手入れがしにくいというわけではありません。
木製以外でもお手入れがしやすい素材を選んでみてください。
3つ目のポイントは飽きのこないデザインです。
どんなに頑丈でもデザインが気に入らなければ、愛着が湧きません。
デザイン性を重視しすぎて派手に仕上がると空間に馴染まないリビングボードになる恐れがあります。
落ち着ける空間を作り上げるためにも、飽きずに空間にマッチするデザインを選んでください。
各パーツの装飾もできるだけなくし、シンプルなデザインに仕上げると世代が変わっても受け継いでもらいやすくなります。
このように、製作時には3つのポイントがあります。
長く使い続けられる家具を作ってみてはいかがでしょうか。