オーダー家具を依頼する際に、形状やデザイン、機能性だけでなく素材もこだわりましょう。
すでに揃えている家具や床、壁との材質に合わせてオーダーする場合もありますが、オーダー家具と相性の良い素材があります。
それは無垢材です。
木製にも様々な種類がありますが、どれを選ぶかによって使いやすさが変わってきます。
見た目やおしゃれさももちろん重要なポイントですが、インテリアはただ飾るものではなく、暮らしに必要な道具です。
毎日使用するものは耐久性がなければ、すぐに買い換えることになります。
既製品にもおしゃれで安価なものがたくさんありますが、耐久性が低く何度も買い換えることになればお金がかかります。
見た目は本物の木に見えても劣化が早く、ボロボロになってくると見栄えにも支障をきたすため、最高品質の木材を選ぶようにしましょう。
無垢材は丸太から切り出したままの自然な状態です。
木製家具は全て無垢材が使われているわけではなく、加工されているものも多いです。
加工されているものを木質系加工材と言い、代表的なのは合板です。
これは大量生産ができるため安価な特徴がありますが、表面に化粧シートや突板を貼り合わせていることが多く、めくれてきたり傷ができたときに表面とは違う中身の部分が出てきて見栄えが悪くなるのがデメリットです。
無垢材は自然な状態のままであるため、表面がめくれることはなく、無着色であれば傷がついても中身との差が出ることがないというメリットがあります。
さらに、痛み具合も徐々に馴染んで味わいが出るのも魅力的なポイントです。
子どもやペットが引っ掻いた傷やへこみも違和感がありません。
馴染んで目立たなくなるのです。
経年変化ではなく、経年美化を楽しむことができるでしょう。
家具は何度も買い替えるものではないため、ずっと使い続けられるものをオーダーすると愛着も増していきます。
このように、無垢材には加工された材料とは異なるメリットがあります。
メリットを最大限に活かしたオリジナルの家具を依頼してみてはいかがでしょうか。