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セミオーダー家具とフルオーダー家具の違いとは

《大きな違いとは》


新しい家具を新調したい人は既製品ではなく、オリジナル家具を作りたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
すでに決められているサイズ、デザインの既製品にはない魅力がオリジナル家具にはあります。
オリジナル家具の制作は業者にお願いすることになりますが、その際に二つの選択肢があります。
一つはフルオーダー、もう一つはセミオーダーです。
この二つの違いをしっかりと理解した上で、どちらにするのか決めなければなりません。
大きな違いはパターンや型が用意されているか、されていないかです。
セミオーダーの場合は、すでに形が決められており、そこに追加でオプションをつけたり、サイズや素材など用意された選択肢の中から種類を選んで作り上げていきます。
フルオーダーは一から作り上げていくため、パターンや型がなく、形も最初から作っていくことになるため、完全オリジナルに仕上がるのです。

《納期と価格》


納期にも違いがあります。
パターンや型が決められているセミオーダーは、選択肢がある程度決まっているため、好みに合わせて選んでいくだけです。
迷うこともありますが、比較的短期間で納品されます。
しかし、フルオーダーの場合は、サイズ、デザイン、素材選び、機能性など、全て最初から考えていかなければなりません。
具体的なイメージが固まっていれば設計しやすいですが、家具のデザインを自分で決めていく機会はそれほどないため、ざっくりとしたイメージから具体的にデザインをしていくのには時間がかかります。
デザインが決まらなければ制作に入ることができず、やり直しが起きないように慎重に打ち合わせする必要があるため、納期が長くなる傾向にあります。
すぐに使いたい、新居に住み始めるタイミングで全ての家具が揃っている状態に整えておきたいものですが、納期を気にしすぎて打ち合わせや設計の段階で手を抜くと後悔する恐れがあるため要注意です。
他にも、費用面の違いがあります。
セミオーダーは比較的、値段もお手頃ですが、フルオーダーはこだわるほど価格がアップしていきます。
一から作るのであればとことんこだわりたいものですが、予算の問題もあるため譲れない条件に優先順位をつけて取り入れていくのがポイントです。
どちらもメリット、デメリットがありますが特徴を理解した上で検討してみてはいかがでしょうか。