ブログ | 2020年02月20日(木)

ツルダ図書 その1

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木工教室土曜日を担当しています靍田(つるだ)です。
今回は僕のオススメの本を紹介しようと思います。

「母の台所 娘のキッチン」 藤原房子

表紙

「日々を慈しむ」
「料理を楽しむ」
「物をいたわる」
「暮らしをはかる」


という家事に関わる4編を通して、「昔ながらの生活の智恵」を教えてくれます。

タイトルは、昔と現代の時代の移り変わりを表してのもの。



作者のあとがきに


「(略)暮らしの見直しが叫ばれ、昔のやり方を再評価するのが、まるで流行のように見えます。(略)ほんのひと昔前までの暮らし方には、歳月をかけて選び抜き、蓄えて来た深い知恵があることを、ひろく知っていただきたいところもあり、このような形になりました。(略)」

とあります。

まるでここ最近刊行された本のあとがきのようですが、初版は昭和55年(1980年)。

40年前の当時から今まで私たちは昔の人々の生活に憧れを持ち、
それを忘れていってしまう現状に疑問を持ち続けてきたかのようです。

知恵を授けるてくれるのは明治生まれの主婦の方々。
ただ私たちが「知恵」と崇めるその内容は、
彼女たちからしてみると、なんとか生活をしていかなければならない中での工夫なだけ、
とそっけない。

その工夫にあたたかさみたいなものを感じるのは、
現代の暮らしのいろんなことがいかにインスタントなのかな、と。
贅沢なのかもしれません。

だからといってマネをしようと昔と同じようにするには背景が違いすぎる。
時間の流れ、価値観の多様化、社会の仕組み・・・。

ただ、家事という生活に密接に関係するコトに思いを寄せることで、
自分の生活の中で大事なものは何か、そして豊かさとは何か、
と考える機会を与えくれる本でした。



その答えを、実際にやってみながら考えている最中です。


だけど言葉にするのは難しそうなので黙っておくのがいいのかも(爆)

木工教室の生徒さんで気になるかたいらしたら声掛けてください。

お貸しします。

読み終わったら、内容についての飲み会しましょう。

つまみは実家の父が漬けた漬物です。

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